(株)秀建 編集部
2025.11.27
【事例付き】オフィスをリノベーションする際のポイント!費用や信頼できる業者の選び方
オフィスをリノベーションすることで、社員のモチベーションや業務効率の向上につながるだけでなく、来訪者に企業の印象を与えるなどブランディングにも直接関わってきます。
企業の「顔」ともいえるオフィス空間が洗練されていれば、採用希望者や取引先にも信頼感や誠実さを印象づけることができるでしょう。
近年ではリモートワークの普及など働き方が多様化し、「この機会にオフィスを見直して社員の生産性や創造性を高めたい」と考える企業も増えています。
本記事では、オフィスをリノベーションする際の見直しポイントや費用の考え方、信頼できる業者の選び方について詳しく解説します。
このコラムでわかること
● オフィスのリノベーションは、社員のモチベーション向上や業務効率化、ブランディング強化など多方面に効果をもたらす
● 実際のリノベーション事例から、空間づくりのアイデアやデザインの方向性を学べる
● 信頼できる業者を選ぶには、実績の豊富さ・一括対応の有無・費用の透明性を確認することがポイント
オフィスのリノベーションが企業にもたらす効果

オフィス環境を刷新することは、企業にさまざまなメリットをもたらします。
たとえば、以下のような効果が期待できます。
- 社員のモチベーションを高められる
- 仕事の効率化を促せる
- ブランディングにつながる
- 長期的な経費節減にも役立つ
4つの効果を詳しく解説します。
社員のモチベーションを高められる
明るく開放的な空間や使いやすいレイアウト、快適な休憩スペースが整ったオフィスは、社員の活力や創造性を引き出し、ストレスを軽減する効果があります。
実際、おしゃれで居心地の良い内装デザインのオフィスでは「出社が楽しみになる」という社員もいます。
また、快適に働ける環境は社員の満足度を高め、仕事へのモチベーションアップや離職率の低下にもつながるのです。
たとえば、オフィスのリノベーションの際に社員がリラックスできる休憩スペースを設ければ、一時的にリフレッシュして集中力を取り戻せるうえ、休憩中の何気ない会話からより良いアイデアが生まれる可能性もあります。
デザインを決める段階で社員の意見をヒアリングし、彼らが働きやすいと感じる空間を一緒に作り上げることで、会社への愛着や帰属意識の向上にもつながります。
仕事の効率化を促せる
オフィス環境の改善は業務効率の向上にも直結します。
レイアウトや動線を最適化して部署間の移動時間を減らし、コミュニケーションを円滑にすることが可能です。
たとえば、周囲の視線や音を気にせず仕事に集中できる専用ブースを設けたり、用途に応じた可動式のデスクを導入したりすることで、社員がより仕事に集中できる環境が整い、生産性の向上が期待できます。
一方で、チームの連携によって生産性が上がる業務もあるため、カジュアルに意見交換できるミーティングスペースやリラックススペースを設けることも重要です。
オフィスのリノベーションでは、集中して働けるエリアと社員同士がコミュニケーションを取りやすいエリアを明確にゾーニングして、業務効率と快適性を両立させることができます。
さらに、よく連携する部署同士を近くに配置したり、オフィスの中央にオープンスペースを配置したりすれば、社員間の交流や情報共有が促進されます。
ブランディングにつながる
オフィスは社員だけでなく、訪れた来客や取引先にも企業の印象を与える「ブランド空間」です。
オフィスのデザインを通して企業の理念や価値観を体現すれば、社外に対してもブランディング効果を発揮できます。
たとえば、自社のロゴカラーをアクセントとして内装に取り入れたり、企業の歴史やミッションを表現するアートワークや装飾を配置したりすれば、空間全体で自社のブランドメッセージを伝えることが可能です。
実際、企業カラーをベースにした配色で統一感のある内装に仕上げれば、社員や来訪者に安心感や親しみを与える効果があるだけでなく、企業のイメージや理念を自然と印象付けることができます。
スタイリッシュで居心地の良いオフィスは、オフィス自体が企業のPRポイントとなります。
結果として、採用候補者に「ここで働きたい」と思わせたり、SNSなどで発信することで「社員を大切にしている会社」というイメージ向上にもつながるでしょう。
長期的な経費節減にも役立つ
オフィスのリノベーションは、見た目を新しくするだけではなく、長期的なコスト削減にもつながります。
老朽化した設備を省エネ性能の高い照明や空調機器に更新したり、断熱材を見直したりすれば、冷暖房効率が上がり、長期的に見て光熱費を節約できる可能性があります。
実際、古いオフィスでは断熱や空調効率が悪く光熱費がかさんでいるケースも多いため、リノベーションで空調設備の改善や断熱強化を行う意義は大きいです。
また、掃除がしやすく耐久性の高い内装材に変更すれば、日々のメンテナンスにかかる手間やコストも削減できます。
さらに、収納スペースやレイアウトを最適化して無駄な空間を省くことで、オフィスの面積を有効活用でき、賃料や維持管理費の圧縮にもつながりやすいです。
オフィスのリノベーションで見直したいポイント

効果的なオフィスリノベーションを成功させるには、いくつか押さえておきたいポイントがあります。
ここでは、計画を進める前に見直したいポイントを紹介します。
- オフィスのテーマを明確にする
- 企業イメージを反映する
- 導線を意識してエリアを分ける
- スペースの広さや利用目的に合った配置を考える
- デザイン性と機能性のバランスを取る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
オフィスのテーマを明確にする
まず大切なのは、オフィス全体のテーマ(コンセプト)を明確にすることです。
たとえば、「創造性を育む空間」「チームワークを重視するオフィス」「リラックスできる職場」など、自社が目指すオフィスの方向性やコンセプトを最初にしっかり定めましょう。
テーマが明確であれば、デザインに一貫性が生まれ、内装に使う色や素材、レイアウト、家具選びなどに統一感を持たせやすくなります。
反対にコンセプトがあいまいなままだと、デザインや設計の判断軸がぶれてしまい、思い描いた仕上がりにならないおそれがあります。
明確なコンセプトに基づいたオフィスデザインは、社員に自社の方向性を示すと同時に、外部のステークホルダーへ企業の想いを伝える役割も果たします。
企業イメージを反映する
オフィスは企業のブランドや理念を表現する場でもあります。
デザインを検討する際には、「自社らしさ」を感じられる要素を意識的に取り入れましょう。
たとえば、自社のコーポレートカラーを内装のアクセントとして配色に加えると、空間全体に一体感が生まれます。
また、社員や来訪者に落ち着きや親近感といった心理的な安心感を与える効果もあります。
企業カラーを取り入れた内装デザインはブランディングの面でも効果的で、外部の人々に対して会社のイメージや理念を視覚的に伝えられるのがメリットです。
また、社内の壁面に企業のミッションやバリューを象徴するキーワードを掲示したり、会社の歴史や事業内容を紹介する展示スペースを設けたりするのも有効です。
オフィスは社内のスタッフだけではなく、外部の人にとっても「企業の顔」です。
採用候補者にとって「ここで働きたい」と思える魅力的な空間であり、クライアントにとって信頼や安心感を抱ける場であることが重要です。
特に受付やエントランス、会議室といった来客エリアのデザインは企業イメージを左右しやすいため、戦略的な空間を心がけましょう。
導線を意識してエリアを分ける
快適で生産性の高いオフィスを実現するには、動線設計(オフィス内の人の動きやすさ)を意識したレイアウトを依頼時に検討することが大切です。
業務エリアや会議室、休憩スペース、来客スペースなど、それぞれの機能に応じたエリアを適切に配置し、社員がスムーズに移動できるよう配慮しましょう。
たとえば、普段から密に連携をとる部署同士は隣接させて配置し、コミュニケーションがとりやすいようにします。
一方で、来客用の会議室や応接室は執務スペースから適度に離し、社員の集中を妨げないように区分けすると良いでしょう。
また、執務エリア内でも集中エリアとコラボレーションエリアを分けておくと、業務の効率化と快適さの両立が期待できます。
さらに、オフィスの中央にオープンスペース(共有スペース)を配置すれば、部署の壁を越えた交流が生まれるきっかけになります。
なお、理想的なレイアウトや動線計画は企業の規模や業種、働き方によって異なるため、自社の状況に合わせて検討することが重要です。
スペースの広さや利用目的に合った配置を考える
オフィスの広さや収容人数、業務内容に合わせて最適なレイアウトを考えることも大切です。
限られたスペースしかないオフィスであれば、家具のサイズや配置、収納方法を工夫して圧迫感を軽減し、スペースを有効活用しましょう。
たとえば、壁面収納や天井近くまで使える背の高い収納棚を導入すれば、床面積を節約できます。
また、フリーアドレスを採用して固定席を減らしたり、可動式のパーテーションで必要に応じて空間を仕切れるようにしておくのも狭いオフィスでは有効です。
一方、オフィスが広い場合は、ただ広々と使うだけでなくコミュニケーションが取りやすい配置を意識します。
部署ごとに島を作るだけでなく、部門間の交流を促す共用スペースやカフェスペースを設けたり、社員同士が自然に顔を合わせる動線を作ったりすると良いでしょう。
広いフロアでは一体感が失われないよう、視界を遮るパーティションの使いすぎにも注意が必要です。
さらに、テレワークやフレックス勤務の導入など働き方が多様化している現代では、将来的な変化にも対応できる柔軟なレイアウトにしておくこともポイントです。
たとえば、机や仕切りを簡単に移動できるモジュール家具を採用すれば、プロジェクトごとにチームの座席を再編成したり、必要に応じてレイアウト変更したりすることが容易になります。
このように、自社オフィスのサイズ・用途に合ったレイアウトを工夫し、さらに将来の変化にも対応できる柔軟性を持たせておくと安心です。
デザイン性と機能性のバランスを取る
オフィスの内装設計では、見た目の美しさ(デザイン性)と日々の業務効率(機能性)を両立させることが重要です。
おしゃれで凝ったデザインにこだわるあまり、実際の使い勝手が犠牲になってしまっては本末転倒です。
たとえば、「極端にスタイリッシュな家具を入れたものの座り心地が悪く社員がリラックスできない」「照明のデザインに凝りすぎて肝心の明るさが不足してしまった」「収納を隠しすぎて資料を出し入れしづらい配置になった」といった失敗例も耳にします。
そうならないためにも、実務上の快適さをしっかり考慮した空間を心がけましょう。
具体的には、次のような工夫が挙げられます。
- デスクの配置は各人の動線や視線の流れを考えてレイアウトし、作業しやすい十分な天板スペースを確保する
- 照明はデザイン性だけでなく手元の明るさや画面への映り込みなど人間工学的な配慮をする
- 収納場所は使用頻度に応じて配置し必要なものにすぐアクセスできるようにする
内装設計の検討段階では、「見た目がいいか」だけではなく「日々の業務で快適に使えるか」をチェックリストに入れておくと良いでしょう。
社員の働き方は人によってさまざまなため、オフィス内に集中ブース・コラボレーションエリア・リフレッシュスペースなど多様な目的に合わせた空間をバランスよく組み合わせることも理想的です。
デザイン性と機能性のどちらかに偏ることなく、「働きやすさ」と「企業らしさ」を両立させたオフィスづくりを目指しましょう。
なお、設計・施工会社選びの段階で、過去の施工事例を見て自社の好みのテイストと使い勝手のバランスが取れている会社かどうかを確認するのも一案です。
オフィスのリノベーション費用

オフィスのリノベーションにかかる費用は、リノベーションの目的・規模・内容によって異なります。
たとえば、内装の一部を模様替えする程度の軽微な改修と、レイアウト変更や設備更新・デザイン刷新まで含む全面的なリノベーションでは、必要な工事範囲も費用も大きく変わってきます。
オフィスの広さ、改修箇所の数、使用する材料や什器のグレードなどによってコストは増減するため、まずは目的と予算を明確にしたうえで計画を立てることが重要です。
また、一般的に、オフィス全体をフルリノベーションする場合と一部分だけをリノベーションする場合では費用感も異なります。
配線工事や床の二重構造設置などが含まれるとコスト高になる傾向があります。
したがって、正確な費用を把握するにはリノベーション会社による見積もりが不可欠です。
なお、本記事では具体的な金額の記載は控えますが、費用算出時には工事内容の内訳(設計料・解体工事費・内装工事費・設備工事費・諸経費など)を細かく確認し、複数社の見積もりを比較検討することをおすすめします。
秀建のオフィスのリノベーション事例

実際に秀建が手がけたオフィス内装の事例を4つ紹介します。
- 元・製造工場があえて素材を見せるデザインで洗練された空間に
- 素材感を大切にしたスタイリッシュな空間に
- 壁面を大きなFIX窓にすることでシンプルながらおしゃれな空間に
- カフェスペースがレイアウトを工夫した執務室と打ち合わせスペースに
それぞれ見ていきましょう。
元・製造工場があえて素材を見せるデザインで洗練された空間に

旧製造工場だった建物を新社屋として取得し、まるごとリノベーションした事例です。
鉄筋工事を主業とするお客様のオフィスということで、内装デザインではあえて既存の素材を見せる手法を取り入れました。
天井はスケルトン仕上げとし、もともと付いていた鉄骨のレールをあえて残すことで、躯体の力強さをインテリアの一部にしています。
エントランスにはお客様自身で施工された鉄格子を配置し、ショールームのように自社の技術を体現する空間としました。
一方で、無骨な印象になりすぎないよう壁面はブリック調の仕上げとし、外構には植栽を取り入れることで、女性社員にも好まれる洗練された雰囲気に仕上げています。
年代や性別を問わず広い世代に受け入れられるモダンな空間となり、移転前とは180°違う印象のオフィスが実現しました。
素材感を大切にしたスタイリッシュな空間に

現東京支店から新たに取得した5階建てビルの内外装を全面リノベーションした事例です。
お客様へのアプローチ力を高めるため、ビル内に展示ショールームや商談用ラボスペースを新設し、デザイン面では素材感を大切に洗練された空間になるよう留意しました。
たとえば、床や壁にはコンクリートや木材など素材の質感が活きる仕上げを施し、空間にメリハリを持たせています。
実際、同社オフィスでは来訪者に向けて自社製品やサービスを紹介する機能も担うことから、各フロアにおいても企業の顔としてふさわしいスタイリッシュなデザインとなっています。
壁面を大きなFIX窓にすることでシンプルながらおしゃれな空間に

老朽化した本社ビルからの移転プロジェクトで、内装工事・外構工事・外壁工事・電気設備工事・屋上防水工事までトータルで担当した事例です。
壁面に開口部を設けて大型のFIX窓を新設したことです。
FIX窓により、外光がたっぷり入る明るい執務スペースが実現し、室内を広々と見せる効果も得られました。
白やナチュラルウッドを基調とした内装に黒枠の大きなガラス窓がアクセントとなり、シンプルながらおしゃれでモダンな雰囲気を醸し出しています。
エントランスには自社ロゴと鮮やかなカラーを配し、来客時にも印象的な空間演出をしています。
構造上必要な柱や梁はブラックに塗装しデザインの一部として活かすなど、シンプルさの中にシャープさを感じさせる工夫も盛り込まれています。
大きなFIX窓から見える景色と調和するよう、室内には観葉植物を配置し、開放感と落ち着きのバランスが取れた快適なオフィス空間となりました。
カフェスペースがレイアウトを工夫した執務室と打ち合わせスペースに

自社オフィス(浦安支店)の改装事例です。
人員増加に伴い、1階のカフェスペースだった区画を執務室兼打ち合わせスペースへと拡張リノベーションしました。
複数のグループが同時に打ち合わせできるレイアウトを工夫し、テレビ会議などオンラインミーティングのニーズにも応えられる空間設計としています。
具体的には、オープンな打ち合わせブースをいくつも配置し、それぞれが適度に視線や音を遮りつつも開放感を損なわない造作家具や間仕切りを採用しました。
チームミーティングや1on1、Web会議などさまざまな用途に柔軟に使えるスペースとなっています。
もともとカフェだったこともあり、内装には温かみのある木目調の素材などリラックスできる雰囲気も残しています。
社員数の増加に対応しながら、働きやすさとコミュニケーション活性化を両立したオフィスへの生まれ変わりとなりました。
オフィスのリノベーションを依頼する業者の選び方

オフィスリノベーションを成功させるには、依頼する業者選びも重要なポイントです。
以下に、信頼できる業者を見極めるために確認しておきたい点を挙げます。
- 同規模のオフィスのリノベーション実績が豊富にあるかを確認する
- 設計から施工まで一括で対応できるか確認する
- 費用に透明性があるかを確認する
それぞれ解説します。
同規模のオフィスのリノベーション実績が豊富にあるかを確認する
まず確認したいのは、自社と同規模・同業種のオフィスリノベーション実績が豊富にあるかどうかです。
オフィス改装は住宅とは異なるノウハウが求められるため、オフィス案件を数多く手がけてきた業者に依頼すると安心です。
実績豊富な会社であれば、レイアウト設計や動線計画、必要な設備などオフィス特有の課題を的確に把握し、予算に合わせて的確かつ具体的な提案をしてくれるでしょう。
特に自社と近い規模感・業態の施工事例がある業者なら、自社の業務スタイルに合った労働環境を整備するノウハウを持っている可能性が高いです。
「大規模オフィスのリノベーションが得意」「〇〇業界のオフィス施工実績多数」など、ホームページの実績紹介や事例写真、口コミ評価などを参考に、自社にフィットしそうな業者かどうかを見極めましょう。
実績が多い業者ほど満足度の高い仕上がりが期待できますが、デザインのテイストも会社ごとに異なるため、自社の求めるイメージに近い事例があるかも併せて確認すると良いでしょう。
設計から施工まで一括で対応できるか確認する
オフィスリノベーションでは、「設計はA社、施工はB社」のように分業体制になる場合もあります。
しかし、設計から施工まで一括対応できる会社を選ぶと、プロジェクトをスムーズに進行させやすくなります。
ワンストップで対応できる会社であれば、打ち合わせ段階から引き渡しまでを一元管理できるため、デザインと施工の齟齬(イメージの食い違い)が起きにくく、工程管理やコスト管理も効率的です。
また、コンセプト設計やレイアウト提案など企画段階から一緒に伴走してもらえるため、細かな要望や変更にも柔軟に対応してもらえる安心感があります。
特に初めてのオフィスリノベーションで不安が大きい場合は、設計から施工まで一貫して任せられる会社を選ぶと良いでしょう。
問い合わせ時に「御社で設計から施工まで対応できますか?」と確認したり、ホームページ上で「デザイン設計から内装工事まで一貫対応」などの記載があるかチェックしてみてください。
秀建でも設計から施工までワンストップで対応可能です。
費用に透明性があるかを確認する
オフィスリノベーションは見積項目が多岐にわたるため、費用の内訳を明確に提示してくれる会社かどうかも重要なポイントです。
契約前に、見積書の内容が細かく記載されているか、費用の根拠を丁寧に説明してもらえるかを確認しましょう。
特に、設計費・施工費・諸経費・家具や設備費などの内訳がきちんと分かれているかは信頼性の指標となります。
リノベーション費用は業者によっても異なるため、一般的には複数の会社から見積もりを取り、比較検討する「相見積もり」を行うのが一般的です。
その際、一番安い業者に飛びつくのではなく、各社の見積内容を総合的に判断することが大切です。
提示された金額がサービス内容に見合った適正なものか、見積項目に不明瞭な点や抜け漏れがないかをチェックしましょう。
見積もり書の記載が大雑把で「一式○○万円」などとしか書かれていない場合、後から追加費用が発生するリスクも否定できません。
一方、項目ごとに金額が明示され質問にも明確に答えてくれる会社であれば、費用の透明性が高く信頼できるといえます。
費用面のトラブルを避けるためにも、見積もりの明確さ・説明の丁寧さを確認し、納得できる会社と契約しましょう。
オフィスのリノベーションで企業価値を高めよう!

オフィスのリノベーションは、単なる内装工事ではなく「これからの働き方」や「企業イメージ」に大きく影響を与える重要なプロジェクトです。
自社の理念やカルチャーを反映しつつ、働く人にとって誇りを持って働ける空間に刷新することで、結果的に企業価値の向上にもつながります。
実際、オフィス環境の改善は社員の生産性やモチベーションを高めるだけでなく、企業のブランド価値向上にもつながります。
こうした相乗効果を考えると、リノベーションへの投資は費用以上の成果をもたらすといえるでしょう。
ぜひこの機会に、自社のオフィス環境を見直してみませんか。
理想のオフィス空間づくりには、専門的な視点と豊富な経験が欠かせません。
秀建は、オフィスや店舗の内装設計・施工で数多くの実績を持ち、設計から施工完了後までトータルにサポートできる体制を整えています。
デザイン性と機能性を兼ね備えたオフィスリノベーションをご検討の際は、ぜひ秀建にご相談ください。
私たちが全力でお手伝いし、社員の皆様にとっても誇りとなる理想のオフィス空間を実現いたします。