(株)秀建 編集部
2026.1.28
おしゃれなオフィスで企業価値を高める!トレンド・条件・事例まとめ
オフィスは企業の「顔」であり、デザイン性の高いおしゃれなオフィスは来訪者に良い印象を与えます。
また、快適で洗練されたオフィス環境は社員のモチベーションや業務効率を向上させ、企業ブランドの強化や採用力アップにもつながる可能性があります。
近年では、リモートワークの普及を背景に、働く環境を見直して社員の生産性や創造性を高めようとする企業も増えており、デザイン性に優れた「おしゃれなオフィスづくり」に注目が集まっているのです。
本記事では、おしゃれなオフィスが注目される理由やオフィスづくりのポイントを解説し、企業価値を高めるオフィスデザインのトレンドや事例を紹介します。
このコラムでわかること
● おしゃれなオフィスは「見た目」だけでなく、社員のモチベーション・生産性向上や離職率低下、来訪者への印象改善など企業活動全体に良い影響をもたらす
● 最新のオフィスはハイブリッドワークの対応や企業ブランド体現、ウェルビーイング、サステナビリティなどを踏まえた空間がトレンド
● 理想のオフィスを実現するには、自社の目的や働き方に合わせて提案でき、デザイン〜施工〜アフターまで対応可能な実績豊富な設計・施工会社選びが重要
おしゃれなオフィスは企業全体に良い影響がある!

おしゃれで洗練されたオフィスは、単に見栄えが良いだけではなく、企業全体にポジティブな効果をもたらします。
たとえば、デザイン性の高いオフィス環境は、生産性の向上や企業ブランドの向上を後押しし、採用活動や営業活動においても良い成果を生みやすくなります。
実際、おしゃれなオフィス空間は求職者や取引先に「この会社で働きたい」「この会社と取引したい」と感じさせる強いメッセージとなり、結果として企業競争力の向上につながると報告されているのです。
また、社員にとって働きやすく快適なオフィスはモチベーションアップや離職率の低下にも関わってきます。
このように、内装デザインにこだわったおしゃれなオフィスづくりは、企業の成長を後押しする重要な取り組みといえます。
近年のおしゃれなオフィスのトレンド傾向

近年のオフィスデザインでは、働き方の変化や社員の幸福度向上などを背景に、次のようなトレンドが見られます。
- ハイブリッドな働き方に対応したオフィス
- 自然や癒しを取り入れたオフィス
- デザイン性×企業のブランドイメージが融合したオフィス
- ウェルビーイングを重視したオフィス
- サステナビリティ・SDGsを意識したオフィス
近年のトレンド傾向について、詳しく解説します。
ハイブリッドな働き方に対応したオフィス
リモートワークと出社を組み合わせるハイブリッドワークが定着したことで、オフィスには「柔軟に働ける環境」が求められています。
たとえば、近年では次のような工夫を取り入れたオフィスが増えています。
- 固定席を減らし、その日に空いている席を自由に選べるフリーアドレス
- オンライン会議に適した個室ブース
- プロジェクトや作業内容に応じて使い分けられる多様なエリアを設けたレイアウト
さらに、出社する価値を高めるため、社員同士のコミュニケーションを促すラウンジやカフェ風スペースを設置する企業も多く見られます。
オフィスは単なる「働く場所」から、「交流と協働を生み出す場」へと進化しているのです。
ハイブリッドワーク時代のオフィスづくりでは、社員が「出社したくなる」ような価値ある体験を提供することが重要です。
自然や癒しを取り入れたオフィス
ストレス軽減や集中力向上を目的に、観葉植物や自然素材を活用したバイオフィリックデザインが注目されています。
具体的には、次のような取り組みが挙げられます。
- オフィス内に植物を配置する
- 木材・石材といった天然素材を内装に活用する
- 自然光を取り入れられる大きな窓を設ける
実際に、観葉植物を配置したオフィスでは生産性が15%向上したという海外の研究結果も報告されています。
こうした自然を感じられる要素のあるオフィスは、社員の幸福度や満足度を高め、リラックス効果によって業務の効率化や創造性向上にもつながるとされています。
デザイン性×企業のブランドイメージが融合したオフィス
オフィスを企業のブランドや価値観を表現する場と捉える考え方も広がっています。
たとえば、以下のような見た目の美しさと企業らしさを両立させたデザインがトレンドです。
- 内装にコーポレートカラーをアクセントとして用いる
- 事業内容に関連するアートワークを展示する
- ブランドの世界観を体感できる空間を採用する
企業カラーやロゴで内装に統一感を持たせ、来訪者にブランドイメージを印象付ける空間を作ることで、顧客への信頼感や好感度が高まります。
また、社員にとっても日常的に自社のビジョンやミッションを感じられる空間となるため、誇りやエンゲージメントの向上につながるでしょう。
オフィスデザインを通じて企業理念を体現することは、ブランディング強化のために有効な手段です。
ウェルビーイングを重視したオフィス
社員の心身の健康や幸福度を高める「ウェルビーイング」の考え方は、オフィスづくりにも広く取り入れられています。
具体的には、以下のようなオフィスです。
- 姿勢への負担を抑えるエルゴノミクス家具の採用
- 仮眠や休憩が可能なリラクゼーションスペースの設置
- 集中とリフレッシュを切り替えられるゾーニングの工夫
実際、新築オフィスビルでは屋上庭園や緑地、ラウンジ、フィットネスルームの併設が急増しており、社員が快適で健康的に過ごせる環境づくりが重視されています。
また、栄養バランスの整った食事を提供するカフェテリアや、運動不足を解消できるジム・スタジオを設ける企業も増えてきました。
ウェルビーイング重視のオフィスは、社員のパフォーマンスと企業イメージの双方を高める効果が期待できます。
サステナビリティ・SDGsを意識したオフィス
地球環境への配慮が企業価値として重視される中、オフィスにもサステナブルな要素を取り入れる動きが進んでいます。
具体的には、再生素材を使った家具や内装(たとえば廃材や海洋プラスチック由来の資源を活用した什器)を採用したり、エネルギー効率の高い照明・空調設備を導入したりといった取り組みです。
また、ペーパーレス化やごみの分別・削減、省エネの徹底など運用面での工夫も行われています。
サステナビリティやSDGsを意識したオフィスづくりは、環境負荷を低減するだけでなく、企業として社会的責任を果たしていることを内外に示す効果があります。
おしゃれなオフィスに欠かせない条件

洗練されたおしゃれなオフィスを実現するためには、デザイン面と機能面の双方で以下のポイントを押さえる必要があります。
- 全体に一貫したデザイン性
- 照明が空間の雰囲気を左右する設計
- 家具の質感・デザインの統一
- 快適に移動できるレイアウト
- 整理しやすい収納スペースの確保
それでは、5つの条件について詳しく見ていきましょう。
全体に一貫したデザイン性
おしゃれなオフィスづくりで欠かせないのが、空間全体のコンセプトを明確にし、デザインに統一性を持たせることです。
色使いや素材、フォント、装飾などの要素が散漫だと雑然とした印象になり、空間の洗練度が損なわれてしまいます。
そのため、「白×木目」「黒×金属」など基調となる色味を2〜3色に絞り、壁・床・家具に使用する素材の質感もそろえることで、落ち着きと高級感のある空間が生まれます。
実際、色と素材に統一感を持たせたオフィスは、それだけで洗練された印象を与えることができるでしょう。
まずはオフィス全体のデザインテーマやコンセプトを設定し、それに沿って内装をトータルでコーディネートすることが重要です。
照明が空間の雰囲気
オフィスの印象を左右する要素の一つに、照明計画があります。
明るさや光の色温度、照明器具のデザインや配置を工夫するだけで、空間の雰囲気は変わります。
たとえば、執務エリアには手元がしっかり見える十分な明るさを確保し、リラックススペースには暖色系の柔らかな照明を用いるなど、用途に応じて照明を使い分けることで、より快適な環境をつくることができます。
さらに、自然光を取り入れたレイアウトや、間接照明・ペンダントライトの活用、観葉植物との組み合わせによって、空間に奥行きや温かみを加える方法も効果的です。
照明器具自体も内装デザインに調和するものを選べば、照明が悪目立ちせず、空間全体の雰囲気を引き立ててくれるでしょう。
家具の質感・デザインの統一
家具のテイストをそろえるかどうかも、おしゃれなオフィスか否かを左右する重要なポイントです。
具体的には、デスク・チェア・収納・ソファといった主要な家具の色調や素材、デザインの方向性をそろえてコーディネートします。
たとえば、木目調でナチュラルテイストにまとめたり、モノトーンと金属素材を組み合わせてインダストリアル風に統一したりといった方法があります。
素材感や色のトーンをある程度合わせるだけでも、空間全体にまとまりが生まれ、洗練された印象になります。
快適に移動できるレイアウト
おしゃれなオフィスをつくるうえでは、見た目のデザイン性だけでなく、人がスムーズに動ける動線計画も欠かせません。
社員や来訪者がストレスなく目的地へ移動できるよう、通路幅や席の間隔にはゆとりを持たせ、視線を遮る要素を減らすことで開放感を生み出せます。
また、部署間の移動やミーティングスペースへのアクセスなど、日常業務の流れを具体的に想定しながらレイアウトを考えることが重要です。
さらに、入口から目的のエリアまで迷わず進める動線になっていることもポイントです。
案内サインの配置や視界の抜けを工夫することで、初めて訪れた人でもスムーズに移動できる空間になるでしょう。
整理しやすい収納スペースの確保
どれだけ内装がおしゃれでも、書類や備品が散乱していてはその魅力が半減してしまいます。
空間の美しさを保つためには、整理整頓しやすい収納計画が欠かせません。
具体的には、用途に合わせて収納棚・キャビネット・ロッカーなどを適切な場所に配置し、物の定位置を決められるようにすることが重要です。
おしゃれなオフィスでは、「見せる収納」と「隠す収納」を上手に使い分け、不要なものが視界に入らない工夫が施されています。
また、配線類も床下配線やケーブルトレイを活用して極力露出させないようにすることで、すっきりとした空間を実現可能です。
おしゃれなオフィスの事例6選
実際に秀建が手掛けたおしゃれなオフィスの事例を6つ紹介します。
それぞれ特徴的なデザインコンセプトを持つ事例を箇条書きにまとめましたので、参考にしてみてください。
- 内装・外観ともに洗練されたレトロモダンのオフィス
- あえて素材を見せることで洗練された空間になったオフィス
- 壁面を開口した開放感のあるオフィス
- 素材感と黒を活かしたスタイリッシュなオフィス
- 木目の温かみとスタイリッシュな黒がマッチするオフィス
- ヘリンボーンの床材がおしゃれな食の開発基地としてのオフィス
それでは、上記の各事例について詳しく見ていきましょう。
内装・外観ともに洗練されたレトロモダンのオフィス

千葉県千葉市の「34Building」様の事例です。
1969年竣工のレトロな外観を持つビルを、大規模リニューアルによってレトロモダンな魅力あふれるオフィスビルへと再生したプロジェクトになります。
外観の趣を残しつつ、内外装にモザイクタイルやガラスブロック、ブリックタイル、真鍮製の照明器具などヴィンテージ感のある素材を積極的に採用し、長年この地に根付いてきた建物の歴史をデザインで表現しています。
さらに、エントランスや共用部には間接照明と無線調光システムを導入し、時間帯によって表情が変化するモダンな空間演出を実現しました。
リニューアルにあたってはセキュリティや空調など設備面も現代仕様にアップデートされ、機能性も兼ね備えています。
50年以上地域に親しまれた旧名が使えなくなったことから、「これまで見続けてきた時代への敬意」を込めて新たに「34Building」と命名されました。
時代の良さを継承しつつ洗練させたオフィスビルとして、来訪者からも社員からも好評を得ています。
あえて素材を見せることで洗練された空間になったオフィス

千葉県市原市の「株式会社ダイニッセイ」様の事例です。
製造工場として使用されていた建物を新社屋へとリノベーションするにあたり、建材や構造体をあえて露出させるインダストリアルデザインを取り入れました。
たとえば、天井はスケルトン仕上げとし、もともと備わっていた鉄骨レールを残すことで、鉄筋工事業を営む企業ならではの無骨さとショールームとしての魅力を同時に演出しています。
エントランスには、お客様自身が施工された鉄格子を設置し、自社の技術力を象徴する空間を実現しました。
一方で、無骨な印象が強くなりすぎないよう、ブリック調の壁面や植栽(グリーン)を組み合わせて柔らかさをプラスし、女性社員にも親しみやすい雰囲気に仕上げています。
新旧素材や質感のコントラストが洗練を生み出し、「素材の魅せ方」でオフィスの個性を高められました。
壁面を開口した開放感のあるオフィス

千葉県千葉市の「トミオオフィス」様の事例です。
本社移転に伴い、内装だけでなく外構・外壁・設備までトータルで改修を行ったプロジェクトです。
最大の特徴は、オフィスの壁面の一部を大胆に開口し、大型のFIX窓(固定窓)を新設した点にあります。
大型FIX窓によって外光をたっぷり取り込めるようになり、明るく開放感のある執務空間が実現しました。
視線が壁面開口部から外へ抜けることで、室内にいながら広がりを感じられ、社員がリラックスしやすい環境づくりにもつながっています。
さらに、オフィス内にはカフェのようにくつろげるコミュニケーションラウンジや、洗練されたインテリアで統一した会議スペースも設けられています。
移転を機に働く環境をゼロから見直し、光と開放感に満ちたデザインオフィスへと生まれ変わりました。
素材感と黒を活かしたスタイリッシュなオフィス

東京都江東区の「株式会社藤和東京支店」様の事例です。
既存の東京支店から新たに取得した5階建てビルを全面改装し、素材の質感を大切にしたシックでスタイリッシュな空間を実現しました。
エントランスには黒を基調としたサインや什器を配置し、クールで落ち着いた企業イメージを演出しています。
また、よりお客様へのアプローチ力を高めるため、1階部分には製品展示室や商談用のラボスペースを新設しました。
壁面や天井にはコンクリート調・金属系の素材を活かしつつ、一部に企業カラーのアクセントを配することで「スタイリッシュさ」と「企業らしさ」を両立させています。
ブラックとグレーを基調にした空間に観葉植物のグリーンも加わり、無機質になりすぎないバランスにも配慮されています。
木目の温かみとスタイリッシュな黒がマッチするオフィス

千葉県浦安市の「株式会社秀建浦安支店」自社オフィスの事例です。
人員増加に伴い、1階のカフェスペースだった区画を、執務室兼打ち合わせスペースとして改装・拡張しました。
デザイン面では、木目調の温かみある内装にブラックのアクセントカラーを合わせることで、居心地の良さとスタイリッシュさを両立しています。
また、木質感のある什器やフローリングに、黒いスチール階段や建具を組み合わせることで、温もりとモダンな雰囲気が絶妙なバランスで共存する空間となっています。
レイアウト面では、複数グループが同時にミーティングできるようエリア分けを行い、テレビ会議ブースも設けるなど柔軟性のある空間設計を実現しました。
また、エントランスにはカフェコーナーを併設し、社員同士のコミュニケーションや来客対応にも活用できるスペースとなっています。
ヘリンボーンの床材がおしゃれな食の開発基地としてのオフィス

千葉県浦安市の「RIEI FOOD LABO」様の事例です。
介護・給食事業などを展開するリエイグループが食の研究所・開発基地として新設したオフィス兼ラボ施設です。
施設内には、食をテーマにしたコミュニケーションラウンジやセミナールーム、厨房スペースを備え、インキュベーション機能を持つ場として活用されています。
内装デザインでは、木材のヘリンボーン張りの床材を採用し、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出しています。
白いタイル壁やアイアン(鉄)素材の吊り棚、落ち着いた色合いのソファやチェアを組み合わせ、清潔感と温かみのバランスが取れた空間です。
広々としたラウンジは試食会やイベントにも利用でき、社員同士や社外の人々との交流を促す場にもなっています。
おしゃれなオフィスにするためには設計・施工会社選びが重要!

理想的なオフィスを実現するには、デザインから施工まで一貫して任せられる信頼性の高い設計・施工会社の選定が欠かせません。
ひと口に「おしゃれなオフィス」といっても、企業によってブランドイメージや働き方、業種特性、予算規模など重視するポイントはさまざまです。
そのため、自社の課題や要望を丁寧にヒアリングし、企業の文化や必要機能に応じた最適な提案を行ってくれるパートナーを選ぶことが重要です。
実績や経験が豊富な会社であれば、多様なプロジェクトを通じた専門知識とノウハウがあり、プロ目線で効率的かつ快適な空間づくりを提案してくれます。
また、デザイン力だけでなく施工の質やアフターサポートまで含めた総合力もチェックしたいポイントです。
コミュニケーションが円滑で、予算やスケジュール管理もしっかり対応できる会社であれば、安心して任せることができます。
このようにパートナー選びを慎重に行うことで、見た目だけでなく使い勝手にも優れた理想のオフィスを実現することができるのです。
内装にこだわったおしゃれなオフィスで企業価値を高めよう!

おしゃれなオフィスづくりは、社員の働きやすさや生産性を高めるだけでなく、企業のブランド力や採用力の向上にもつながります。
オフィス環境への投資は、まさに企業価値を高めるための重要な取り組みといえるでしょう。
ぜひ本記事で紹介したトレンドや事例を参考に、自社らしさを活かした理想のオフィスづくりに取り組んでみてください。
「何から始めれば良いか分からない」「信頼できるプロに任せたい」とお考えの場合は、デザイン設計から施工、アフターケアまで一貫して対応できる実績豊富な会社へ相談するのがおすすめです。
私たち秀建は、これまで多くのオフィス空間の設計・施工を手掛けてきました。
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