屋外サウナ小屋のメリットとハードル|DIYできるサウナの価格も紹介

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屋外サウナ小屋のメリットとハードル|DIYできるサウナの価格も紹介

サウナ施設で「ととのう」気持ちよさを体感すると、毎日自由に入れる自宅サウナが欲しくなりますよね。

しかし、敷地・床面積が限られる日本の住宅事情では、マンション・戸建てどちらも屋内サウナの設置ハードルは高めです。

そこで検討したいのは、屋外に設置するサウナ小屋。サウナ小屋は戸建て住宅のお庭、別荘の敷地などに設置しやすく、本格的なととのい環境をつくりやすいが特徴です。

今回は屋外サウナ小屋のメリットや設置にあたってのハードルを詳しく解説します。実際にDIY設置できるログハウスタイプの本格的なサウナ小屋も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。


コラムのポイント

  • 屋外のサウナ小屋は、屋内より設置ハードルが低く、クオリティも高められるのが大きなメリット。
  • 法規制・メンテナンス・プライバシー確保など、サウナを屋外設置する場合のハードルも事前に把握して対策しましょう。

屋外サウナ小屋を検討する人が増えている?

屋外のサウナ小屋

昨今のブームで多くの方がサウナの魅力を体験し、ご自宅や別荘に屋外サウナの設置を検討する方が増えています。

コンパクトな屋外サウナ小屋は独特の気持ちよさが味わえ、本格的なサウナを求めるヘビーサウナーにも人気です。実際に屋外サウナ小屋でセルフロウリュできる店舗なども増えていますし、別荘などに設置する芸能人やユーチューバーなども登場しています。

ある程度の敷地が確保できれば設置しやすいのも、屋外サウナ小屋の魅力。本場フィンランドのような本格サウナを求める方も、ぜひ屋外サウナ小屋を検討してみてください。

屋外サウナ小屋のメリット

屋外のバレルサウナ

屋内設置の家庭用サウナと比べて、屋外サウナ小屋には次のようなメリットがあります。

屋内サウナより設置しやすい

マンション・戸建てどちらも、屋内サウナの設置はスペースの問題でハードルが高いです。お子さんが巣立って部屋が余っているなら現実味がありますが、家族で暮らす家の中にサウナをつくるのは簡単ではありません。

しかし屋外サウナ小屋なら、敷地さえ確保できればスペースの問題はクリアできます。広めの敷地に建つ郊外の戸建て住宅や別荘なら、サウナ小屋を置くスペースの確保は難しくないでしょう。

屋外設置なら、増築や間取り変更などの手間と費用がかからないのも大きなメリットです。

開放感のあるサウナをつくれる

サウナ室・水風呂・ととのいスペースの自由度が高く、開放感のある環境を構築できるのも屋外サウナ小屋のメリットです。

屋内用の家庭用サウナは、0.5~1帖前後のコンパクトな製品がほとんどです。また床面積の関係から、水風呂や外気浴スペースを確保するのも難しいでしょう。

しかし屋外なら、2畳前後(4人用)のサウナ小屋を置くのも現実的です。水風呂や外気浴スペースも屋外にうまくつくれば、室内では難しい大きな開放感も得られます。

本格的なサウナ環境を構築できる

サウナの発祥地フィンランドやサウナ大国のエストニアにあるような、本格的なととのい環境をつくれるのも屋外サウナ小屋のメリットです。これら北欧圏のサウナ国家では、昔から一般家庭一軒ごとに屋外サウナ小屋があるのが当たり前でした。

屋外サウナなら、ストーブや木の品質にこだわり、本場に負けないクオリティの環境をつくることができるのです。実際に体験してみるとよく分かりますが、無垢の木でつくられたサウナ小屋は、店舗の大きなサウナとは一味違う良さがあります。

前述した開放的な水風呂や外気浴スペースも含めて、店舗を超えるようなクオリティのサウナをつくることも可能です。

DIYが可能

屋外サウナ小屋は組み立てのハードルが低く、DIYできるのも大きな魅力と言えます。ご自身で組み立てれば費用を節約できますし、完成したサウナで味わう時間もより味わい深いものになるでしょう。

DIY用の屋外サウナなら、特別な技術は必要ありません。実際にDIYできる屋外サウナは、記事の後半で詳しく紹介します。

 

屋外サウナ小屋のハードル

屋外サウナ小屋の内部

前述したように屋外サウナはスペースのハードルは低いものの、ほかにもクリアすべき課題がいくつかあります。あらかじめしっかり把握して対策できるように準備しましょう。

法規制

屋外サウナ小屋も「建築物」は含まれるため、さまざまな法規制の対象となる点に注意が必要です。

延床面積10㎡以下の小屋に関しては、自治体によっては建築確認申請が不要なケースもあります。しかし確認申請が不要だからと言って、好き勝手に小屋を建てて良いわけではありません。

例えば敷地の建ぺい率や容積率ギリギリまで母屋が建っている場合、屋外にサウナ小屋を建てると建ぺい率または容積率オーバーで違法建築になってしまいます。

また防火地域の対象となる土地の場合、耐火建築物の基準をクリアしたサウナ小屋でないと建てられません。自治体の判断で建築確認申請が必要となる場合は、構造計算が必須となります。

このように、サウナ小屋に関する法規制はさまざまですから、必ず自治体に事前確認を取ってください。

プライバシーの確保

屋外にサウナ・水風呂・外気浴スペースをつくる場合、使用中のプライバシー確保も重要な課題となります。

仮に水着着用でサウナに入るとしても、外からの目線が届く場所では心からくつろぐのは難しいでしょう。隣の建物の窓や通りの人通りが見える場所も、リラックスの邪魔になってしまう可能性が高いです。

敷地と周辺環境も含めて計画を立て、フェンスや生垣などでプライバシー確保も考えましょう。

荒天・真冬時の動線や使い勝手

一年中屋外サウナを使うことを考えると、雨や風が強い日、真冬などの使い勝手も考慮しなければなりません。

雨の日にお庭を通ってサウナに出入りするのは大変ですし、外気浴時も体が必要以上に冷えてしまいます。屋内からサウナまでの動線、外気浴スペースの屋根なども考えておきましょう。

気温が0度近くになる真冬の外気浴が苦手な方は、対策を考えておかないと気持ちよくととのえません。冬場は屋内で内気浴できる場所をつくっておくなど、一年中使える環境を考えておきましょう。

雨風による劣化対策・メンテナンス

屋外で雨風を受けるサウナ小屋は、劣化対策やメンテナンスのことまで考えておく必要があります。

木製の屋外サウナ小屋の基本メンテナンスは、5年サイクルが目安の屋根・外壁塗装です。それほど大きな建物ではないので、脚立などを使ってご自身でメンテナンスできるようにしておくのが理想です。

木の種類や最初の塗装によってメンテナンスサイクルが変わるため、価格だけでなく数十年使うことを想定して商品を選びましょう。

DIYできる屋外サウナ小屋の価格とサイズ

ご自身でDIY可能で、心身ともに癒される本格的なログサウナキットをご紹介します。

 

屋外サウナ小屋の外観

ログハウス小屋は特別な技術が不要で、一般の方でも本格的なサウナをDIYできます。

 

サウナ小屋の内部

ミニログの寸法図

室内は1800mm×2000mmで4人用のサイズとなっております。サイズ変更も可能ですので、用途や敷地に合わせてご相談ください。

 

ログサウナの角ログ材

厚みのあるログ材は断熱性が高く、ストーブの熱を逃がさずしっかり体を温めてくれます。純国産のかが杉の香りと美しい木目も、サウナ時間を彩ってくれるでしょう。お好みに合わせて丸ログ・角ログやノッチの有無を選ぶことも可能です。

 

ホテル敷地内のログサウナ

標準価格は税込み198万円、ストーブやベンチ形状、塗料などのオプションで変動します。こちらで価格シミュレーションができますので、お好みの仕様でチェックしてみてください。

▼ログサウナの価格シミュレーションはこちら

 

秀建のオフィス外観

DIYが難しい方は、組み立て設置工事もセットでご依頼可能です。また一般住宅だけでなく、宿泊施設やキャンプ場への設置など、プロ仕様のご相談も承っております。

商業施設・店舗施工のプロフェッショナル「秀建」が組み立て設置しますので、安心してご相談ください。

ログサウナの設置や商品についてのご質問なども、お気軽にどうぞ。

▼ログハウスの詳細についてはこちら

 

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